先日、プロテインをほぼ毎日摂取することで、芯から疲労して横になってしまうことがなくなったという話をした。
プロテインも色々と出ているが、結構メーカーごとに違いがあるのだ。
1kg買って十ヶ月くらいもってしまうので、不用意にお試ししづらい。
なので、大して種類を飲んではいないのだが、今までの分を比較してみる。
ソイプロテイン(大豆)
ソイプロテインは飲みにくいと評判がよろしくない。
ダイエット目的の人は牛乳に混ぜないだろうから、余計に不味いだろう。
私はダイエット目的ではなかったので、牛乳に混ぜて飲んでおり、抵抗感なく飲めているが、さすがに水に混ぜて飲む気はしない。
実はまだ水で飲んだことがない。
ソイプロテインの長所は整腸作用があることだ。
過敏性腸症候群だった私はとにかく腸が弱くて下痢しやすく、何しろ腹の中が腐ってるんじゃないかというくらいに便やガスが臭かった。
それがソイプロテインのお陰で劇的に改善された。
私がホエイよりもソイ派になったのは、それが理由である。
マルマン 大豆プロテイン
マルマンと言うから、てっきり味噌の会社が作ったプロテインかと思っていたら、「マルマンH&B」という健康関連の別会社だった。
最初にお世話になったプロテイン。
今振り返れば、溶けやすかったり飲みやすかったりするものではなかったが、これのお陰で体調が劇的に良くなったので、感謝。
360gで2000円近いのでコスパは良くない。
ボディウイング 大豆プロテイン(プレーン)
溶けやすいし、粉が飛び散りにくいし、エグみも少なくて飲みやすい。
一時期、このボディウイングと同じレベルでさらに安い「540ソイプロテイン改」というのを愛用していたが、残念ながら無くなってしまったので、結局このボディウイングに戻ってきて今に至っている。
ニチガ 大豆プロテイン
とにかく溶けにくい。
ダマになるにも程があるというくらいには溶けにくい。
溶けにくいせいなのか、もたれた。
その上、粉も飛び散る。
二度と買わない。
あ、でも、同じニチガのグリシンパウダーは良かったよ。
ホエイプロテイン(乳清)
ホエイプロテインは牛乳からカゼインを取り除いた乳清のことを指すらしい。
牛乳由来のプロテインでは消化吸収しやすいホエイと、ゆっくり吸収されるカゼインがあり、ホエイの方がメジャー。
しかし、ホエイプロテインは溶けにくく、シェイクすると泡泡泡。
味は脱脂粉乳みたい。
ソイプロテインの味が苦手な人はおそらく、脱脂粉乳みたいなホエイの方がとっつきやすいのではないだろうか。
ソイは整腸作用があって便やガスの臭いが軽減されるが、ホエイは動物性由来のせいなのか、臭いは濃くなる。
アルプロンホエイプロテイン(プレーン)
ホエイプロテインはこのアルプロンと後述のボディウイング(チョコミルク)しか摂取していないので、比較サンプルが少なく、商品ごとの良し悪しは分からない。
ココア・チョコレート風味
ボディウイング 大豆プロテイン(チョコレート)
ともにボディウイングであるが、上はソイプロテインで下はホエイプロテイン。
チョコレートだろうがチョコミルクだろうが、どちらも同じ風味である。
決してココア飲料のようなものではない。
チョコレート風味の香料味である。
同じ会社だから同じ香料を使っているのだろう。
一応ココアパウダーは入っているようだが、それでも香料味だ。
良い香りではあるが、この香料っぽさが私は受け付けなくて、プレーンに戻ってしまった。
ボディウイング ホエイプロテイン(チョコミルク)
ホエイの方には甘味料(ステビア)が入っているが、甘さは控えめ。
プロテインが美味しくない問題
肉嫌いの友人が体のトラブルに見舞われていたのでソイプロテインを勧めたのだが、どうも味が美味しくなくて挫折気味だったようなので、今度はザバスを勧めておいた。
最初は高くてもいいから、飲みやすくて習慣づけられる方が良いだろうと思ったからだ。
そしたらやはり美味しいから続けられると言っていた。
添加物入りだが味の良いものを飲む
ザバス ソイプロテイン(ココア)
私もサンプルを買って飲んでみたのだが、美味しい。
私の大嫌いな人工甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン)が入っているのが難点だが。
しかし、味が良い分、値段はお高め。
他の味を混ぜてみる
牛乳に混ぜるのだったらプロテインのみでも十分飲めるのだが、私はそれに純ココアパウダーを混ぜて飲んでいる。
子供のころに飲んでいたミキプロティーンを思い出す。
ミキプロティーン95 スープリーム
ただ、それが美味しいかというと、おそらく好き嫌いが分かれそうだ。
その組み合わせがマシというだけで、決して美味しいとまで言えるようなものではないのだ。
ちなみにインスタントコーヒーを混ぜたら、不味くなった。
調整ココアもダメ。
基本的にソイプロテインは、ココアだろうがカフェオレだろうが、加えれば逆に不味くなる。
味の不調和を生み出す粉と言って良いくらいだ。
豆乳にソイプロテインは可もなく不可もなかった。
唯一、不調和を生み出さず美味しいままだったのは、コーンポタージュ系。
クリームシチューも悪くなかった。
これらは多少粉っぽく感じる程度で済んだので、相性が合ったのだろう。
味に関しては試行錯誤しなければならない面があるが、それを上回る効果も得られると思うので、肉体疲労を感じやすく、かつ牛乳や豆乳にアレルギーが無い人はぜひ一度試してみて欲しい。