あとぢゑ〜る

大人の発達障害と麻雀初心者の歩む道

🥛プロテイン比較

先日、プロテインをほぼ毎日摂取することで、芯から疲労して横になってしまうことがなくなったという話をした。

 

プロテインも色々と出ているが、結構メーカーごとに違いがあるのだ。

1kg買って十ヶ月くらいもってしまうので、不用意にお試ししづらい。

なので、大して種類を飲んではいないのだが、今までの分を比較してみる。

 

ソイプロテイン(大豆)

ソイプロテインは飲みにくいと評判がよろしくない。

ダイエット目的の人は牛乳に混ぜないだろうから、余計に不味いだろう。

私はダイエット目的ではなかったので、牛乳に混ぜて飲んでおり、抵抗感なく飲めているが、さすがに水に混ぜて飲む気はしない。

実はまだ水で飲んだことがない。

 

ソイプロテインの長所は整腸作用があることだ。

過敏性腸症候群だった私はとにかく腸が弱くて下痢しやすく、何しろ腹の中が腐ってるんじゃないかというくらいに便やガスが臭かった。

それがソイプロテインのお陰で劇的に改善された。

私がホエイよりもソイ派になったのは、それが理由である。

 

マルマン 大豆プロテイン

マルマンと言うから、てっきり味噌の会社が作ったプロテインかと思っていたら、「マルマンH&B」という健康関連の別会社だった。

どうやら、あの禁煙パイポ*1の会社らしいのだが。

 

最初にお世話になったプロテイン

今振り返れば、溶けやすかったり飲みやすかったりするものではなかったが、これのお陰で体調が劇的に良くなったので、感謝。

360gで2000円近いのでコスパは良くない。

 

ボディウイング 大豆プロテイン(プレーン)

溶けやすいし、粉が飛び散りにくいし、エグみも少なくて飲みやすい。

一時期、このボディウイングと同じレベルでさらに安い「540ソイプロテイン改」というのを愛用していたが、残念ながら無くなってしまったので、結局このボディウイングに戻ってきて今に至っている。

 

ニチガ 大豆プロテイン

とにかく溶けにくい。

ダマになるにも程があるというくらいには溶けにくい。

溶けにくいせいなのか、もたれた。

その上、粉も飛び散る。

二度と買わない。

あ、でも、同じニチガのグリシンパウダーは良かったよ。

 

ホエイプロテイン(乳清)

ホエイプロテインは牛乳からカゼインを取り除いた乳清のことを指すらしい。

牛乳由来のプロテインでは消化吸収しやすいホエイと、ゆっくり吸収されるカゼインがあり、ホエイの方がメジャー。

 

しかし、ホエイプロテインは溶けにくく、シェイクすると泡泡泡。

味は脱脂粉乳みたい。

ソイプロテインの味が苦手な人はおそらく、脱脂粉乳みたいなホエイの方がとっつきやすいのではないだろうか。

 

ソイは整腸作用があって便やガスの臭いが軽減されるが、ホエイは動物性由来のせいなのか、臭いは濃くなる。

 

アルプロンホエイプロテイン(プレーン)

ホエイプロテインはこのアルプロンと後述のボディウイング(チョコミルク)しか摂取していないので、比較サンプルが少なく、商品ごとの良し悪しは分からない。

 

ココア・チョコレート風味

ボディウイング 大豆プロテイン(チョコレート)

ともにボディウイングであるが、上はソイプロテインで下はホエイプロテイン

チョコレートだろうがチョコミルクだろうが、どちらも同じ風味である。

決してココア飲料のようなものではない。

チョコレート風味の香料味である。

同じ会社だから同じ香料を使っているのだろう。

一応ココアパウダーは入っているようだが、それでも香料味だ。

良い香りではあるが、この香料っぽさが私は受け付けなくて、プレーンに戻ってしまった。

ボディウイング ホエイプロテイン(チョコミルク)

ホエイの方には甘味料(ステビア)が入っているが、甘さは控えめ。

 

プロテインが美味しくない問題

肉嫌いの友人が体のトラブルに見舞われていたのでソイプロテインを勧めたのだが、どうも味が美味しくなくて挫折気味だったようなので、今度はザバスを勧めておいた。

最初は高くてもいいから、飲みやすくて習慣づけられる方が良いだろうと思ったからだ。

そしたらやはり美味しいから続けられると言っていた。

 

添加物入りだが味の良いものを飲む

ザバス ソイプロテイン(ココア)

私もサンプルを買って飲んでみたのだが、美味しい。

私の大嫌いな人工甘味料アスパルテーム・L-フェニルアラニン)が入っているのが難点だが。

しかし、味が良い分、値段はお高め。

 

他の味を混ぜてみる

牛乳に混ぜるのだったらプロテインのみでも十分飲めるのだが、私はそれに純ココアパウダーを混ぜて飲んでいる。

子供のころに飲んでいたミキプロティーンを思い出す。

ミキプロティーン95 スープリーム

 

ただ、それが美味しいかというと、おそらく好き嫌いが分かれそうだ。

その組み合わせがマシというだけで、決して美味しいとまで言えるようなものではないのだ。

 

ちなみにインスタントコーヒーを混ぜたら、不味くなった。

調整ココアもダメ。

基本的にソイプロテインは、ココアだろうがカフェオレだろうが、加えれば逆に不味くなる。

味の不調和を生み出す粉と言って良いくらいだ。

 

豆乳にソイプロテインは可もなく不可もなかった。

 

唯一、不調和を生み出さず美味しいままだったのは、コーンポタージュ系。

クリームシチューも悪くなかった。

これらは多少粉っぽく感じる程度で済んだので、相性が合ったのだろう。

 

味に関しては試行錯誤しなければならない面があるが、それを上回る効果も得られると思うので、肉体疲労を感じやすく、かつ牛乳や豆乳にアレルギーが無い人はぜひ一度試してみて欲しい。

 

 

*1:「私はコレ(禁煙パイポ)で煙草をやめました」「私はコレ(女)で会社を辞めました」という強烈なオチで商品名を植えつけた昭和世代にはおなじみのCM。

🥛大豆プロテインで肉体疲労が回復

人々の若いころの話として、

「いくらでも無理がきいた」

「徹夜ができた」

「怖いもの知らずだった」

といった話をよく聞く。

 

しかし、私はこういう話にまったく共感できない。

なぜなら、私は若いころ、いつも疲れていたからだ。

 

中学生ごろから、やたらと寝るようになった。

高校時代には帰宅して制服のまま寝てしまい、そのまま夕飯も食べずに朝を迎えていたこともあった。

 

若い時に寝てばかりいるのは別に不自然なことではないらしい。

若いからこそ眠れるのであって、歳を取ると眠れなくなるという。

 

しかし、それとは別の理由があった。

私は幼少のころから、すぐに疲れてしまっては、ぐずっていた。

小学生の時から酷い頭痛と肩こりに悩まされていた。

中学時代には閃輝暗点が見え、嘔吐を伴う片頭痛持ちであった。

20代のころには、体の芯から疲労困憊して、何かと横になっていた。

30代はピークで心身ともに絶不調だった。

 

すぐに疲れてぐったりしてしまうので、自分は体が弱いのだと思っていた。

しかし、ふと気がついた。

 

高校時代、長距離徒歩という行事があった。

一日40kmを歩くのだ。

そして、私は高校時代、雨の日も強風の日も毎日往復80分自転車通学をしていた。

その長距離徒歩の日は、一日で40km歩き、80分自転車をこいでいたのだ。

それをこなせるのなら、体が弱いはずがないのだ。

 

それではなぜ私は、ずっと疲れていたのだろうか。

 

その原因が発達障害にあったということは、40代になってから分かった。

発達障害ゆえに、常に疲れていた。

疲れていたのは、体だけではなかった。

脳も疲れていたのだ!

今でも私は、脳疲労でどっと疲れを感じてしまう。

 

しかし40代以降は、体の芯から疲労して横になってしまうということはなくなった。

それは大豆プロテインを摂取するようになったからだ。

 

「豆乳って体に良さそうだから飲んでみようかな。でも毎日豆乳と牛乳と両方飲むのは大変そうだから、牛乳に大豆プロテインを混ぜて飲んでみてはどうか」と思ったのがきっかけだ。

 

健康のためにこれをしよう!と特別意気込んだ訳ではなかった。

何とな~く、始めてみただけだった。

 

ザバスのような高いプロテインではなく、純粋な大豆プロテインから始めた。

最初はマルマンだった。

 

大豆プロテインと言えば、口コミでは飲みにくいと不評なのだが、牛乳に混ぜればそんなに悪い味ではないと私は思う。

子供のころ、家でミキプルーンを取っていた時期があった。

ミキプロティーンも一緒に取っていたのだが、その味によく似ていた。

 

このマルマンの大豆プロテインを摂取してから一ヶ月ほど経っただろうか。

そういえば、このごろ疲れて横になることがなくなったな、と気がついた。

 

タンパク質を継続して効率よく摂取することで、脳と体の疲労のうち、体の疲労だけは抜けてくれたのだろう。

肉体労働をしても翌日に筋肉痛にならないし、疲労が溜まっていないのだ。

しかも、冬になると頻繁にこむら返りを起こしていたのに、足を攣らなくなった!

 

それどころではない。

大豆プロテインの効果は絶大だった。

私は腸が弱くて下痢ばかりしていた。

排便のたびにひどい悪臭で、腸が腐っていると思うほどだったのだが、何と便やガスの臭いも格段にマシになっていたのだ。

 

  • 肉体疲労がなくなる
  • 筋肉痛が起こらない
  • こむら返りが起こらない
  • 便やガスの臭がマシになる

 

何となく始めた大豆プロテイン摂取という習慣が、人生変わるほどの効果をもたらしてくれた。

 

私の疲労は脳と体の併発だったが、うち体の方は大豆プロテインによって大幅に改善された。

(脳疲労の方は、ビタミン剤という回復アイテムと出会うまでに、ここからさらに十年かかることになるが)

 

少なくとも50歳を迎えた今現在の方が、若いころよりも格段にラクになっている。

 

あれから十年以上経って、大豆プロテインもいくつか試してみたが、結局はボディウイングに落ち着いた。

 

次回は、摂取したプロテインについて、レビューしてみようと思う。

 

大豆製品は、人によってはアレルギーが起こったり、甲状腺機能に悪影響を及ぼすことがあるので、ご注意ください。

 

 

 

 

🧠アリナミンEXプラスがADHDに効果があるという話

ちまたで「アリナミンEXプラスがADHDに効果がある」と言われている。

 


 

しかしアリナミンEXプラスは高い。
270錠で6000円前後する。
1日2~3錠ずつの服用なので、3錠ずつなら一ヶ月で2000円ほど。
年間で2万5千円近く掛かってしまう。
いくら服用してみたくても、なかなか手が出ない。

そこで、アリナミンEXプラスと同成分で安価なビタミン剤を探してみた。

アリナミンEXプラスの成分

フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)として
(フルスルチアミン塩酸塩・・・109.16mg)・・・100mg
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・・・100mg
シアノコバラミン(ビタミンB12)・・・1500μg
トコフェロールコハク酸エステルカルシウム(ビタミンEコハク酸エステルカルシウム)
(dl-α-トコフェロールコハク酸エステルとして・・・100mg)・・・103.58mg
パントテン酸カルシウム・・・30mg
ガンマ-オリザノール・・・10mg

添加物:乳酸カルシウム水和物、無水ケイ酸、ヒドロキシプロピルセルロース
ステアリン酸Mg、セルロース、ヒプロメロース、エリスリトール、ビタミンB2
酸化チタン、アラビアゴム、炭酸Ca、タルク、白糖

 

とりあえず、主成分が同等で、270錠が2000円前後の物がいくつか出てきた。
この値段なら、毎日3錠ずつ服用しても一ヶ月あたり600~700円台で済む。

試しに買ってみたのがコレ。

PHARMA CHOICE 総合ビタミン剤 アリナロングEX錠アルファ 270錠

[Amazon.co.jp限定]【第3類医薬品】PHARMA CHOICE 総合ビタミン剤 アリナロングEX錠アルファ 270錠

 

服用し始めて初日はよく分からなかったが、翌日には色々なことにすぐに取り組めるようになった
以前の私は、一つの作業をやり終えると頭が疲れてしまい、次の作業に取り掛かるまでに長い時間休憩しなければならなかった。
なので、一日に多くのことをこなすことができなかった。

世の中には、毎日フルタイム勤務して家事も育児もこなす人がいるようだが、私から見ればハーバード大学に通う人と同じくらい遥か遠い才能の持ち主にしか見えない。
そのくらい困難なことであった。
それが、頭を休ませなくても次のことに取り掛かれるようになったのだ。
おかげで、一日に複数の作業をやり終えることが可能になった。

そして、翌々日には……

何これ!!!!
すんげー集中できる!!!!!!

 

私はうつ病を患ったことを機に、長い間集中力に欠けていた。
一時間ももたないほどだった。
そのうえ腰痛もあり、歩くのにも痛いし、椅子に腰かけていることすらできなかった。
この心身の状況下で何も為せない歳月が続いていた。
ごくまれに集中力の出る日があったが、年に一度あるかないかという体たらくだった。
それだけに、長時間集中できたことに感激だ。
しかも、年に一度の希少な集中力ではなく、毎日同じように集中できるのだ!
これほど集中できたのは20代の時以来だった。

長期うつを発症する前の若いころの自分は、ADHDの集中力の無さよりも、ASDの過集中の方が優位だった。
30代以降はその当時の生産性を失っていたので、自分でも歯がゆく悔しかった。
それがビタミン剤で回復したのである。
さすが医薬品としか言いようがない。

過去にもビタミンBのサプリメントは服用していた。
しかし、効果がまるで違う。
DHCから持続型ビタミンBも出ているが、ADHDに対する効果はやはり感じなかった。
あくまでもADHDへの効果に対する評価であって、サプリメントの効果を否定するものではない。

ちなみに、ADHDに効果があると言っても、これを服用してマルチタスクが可能になった訳ではない。
他の人はどうか分からないが、少なくとも私は他のことに気を取られた瞬間に数秒前にしようとしていたことを失念するのは相変わらずだった。

私個人が感じた効果は、

・長時間集中できるようになった
・複数のことを同時にはできなくても、順序立てて行なえるほどには頭を切り替えられるようになった

ことである。

翻訳作業という難易度の高い作業ができるようになったのも、かたわらで麻雀の本が読めるのも、苦手な料理に取り掛かれるようになったのも、今このブログが書けるようになったのも、ビタミン剤のおかげなのである。

では、なぜ医薬品のビタミン剤はADHDに効果があるのだろうか。
私が感じたのは、熟睡できるようになったことである。

それまでの私はとにかく寝つきは悪いし、夢か現か分からないほど眠りが浅かった。
しかし、ビタミン剤服用以降は、眠っている間はちゃんと眠れている実感がある。

さらにこのビタミン剤を服用することで、持病として定着していた腰痛が治まり、椅子にも腰掛けていられるようになった。

腰痛はどうしても再発してくるが、それでも歩く時は腰痛を忘れているし、座っていられるだけマシだ。
そりゃあ元々の効能が「神経痛・筋肉痛・関節痛・手足のしびれ・眼精疲労」なのだから、当然といえば当然なのだが。

しかし、このPHARMA CHOICE 総合ビタミン剤 アリナロングEX錠アルファ、今は販売していないようだ。

次に買ったのがこれ。

クレマエースEXP 270錠

 


 

ちなみに、サプリメントのビタミンBにしても医薬品のビタミン剤にしても、排尿時に特有の臭いがある。
サプリメントは尿が濃い黄色になるが、医薬品の方は色には出てこなかった。

アリナロングEXよりもクレマエースEXPの方が尿の臭いはマシだった。
それに、成分は同じであるにも関わらず効き方も違うような気がする。
ただ、その辺りは主観の範囲かもしれないので、詳細は省くことにする。

このクレマエースEXPも値段の上下があり、今は私が購入した時よりも上がっている。
その点、新ネオビタミンEX「クニヒロ」270錠は値段が安定して1900円を保っている。
次はこれを購入してみようと思う。


 

 

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